2018/09/27.Thu
2018アフリカポレポレ日記その後
最後の日記「その8」を書いてしまったら、
ワタシのアフリカの旅が終ってしまう…
と思うと、淋しくて淋しくて、気持ちが整理出来なくて、
「その7」のあと、ちょっと日が空いてしまいました。
ハッキリ言いまして、今、極度の「ホームシック」です(笑)。
今回の「里帰り」は10年振りで、
これまでの10年間、アフリカの地を踏まずとも生きてこれたじゃん…
と思うのですが、
一度外れたタガは、元に戻せません(笑)。
現在、日本にて出稼ぎ中のワタシ、早々にアフリカに戻るため、
日々頑張らせて頂きます!
興味を持って下さる方にアフリカのよさを伝えたくて、
自分でももっともっとアフリカの空気に触れたくて、
アフリカ関係の情報(とまでいきませんが)発信をしている毎日です。
先日、15年振りくらい?に会った豊橋に住む友人に、
無理やり贈った、手作り「あふりかのほん」。

まだ園児のお嬢さんと一緒に楽しめるよう、
説明書きはひらがらなで、必要最小限の言葉で、
写真を綴りました。

これは、世界に1冊の本。
でも、みなさんにも、アフリカの写真やエピソードに触れて頂くチャンスが!!!
回を重ね、3月9日にめでたく10回を迎えた、
フルート&ピアノでの映像コンサートシリーズ「風景旋律」。
これまで、多くの方々から、素敵な風景写真をご提供頂き、
「お散歩」や「おやま」や「昔なつかし」や、数々の風景をお楽しみ頂いてきましたが、
来たる2019年3月9日の風景旋律vol.11は、
今回のワタシのケニアへの「里帰り」を題材にした、「ただいま」というテーマでお送りします。
決まってるのは、
2019年3月9日(土)という日程と、
会場がりゅーとぴあスタジオAであること、
テーマが「ただいま」で、ワタシのアフリカ記録「Life goes on...」の続編であること、
ぐらいですが、
今からぜひスケジュール帳にチェック入れておいてください!!!
ください!!!
くださーーーーい!!!

そして、アフリカの写真とお話、これからちょこちょこと、
いろんなところで小出しにしていく予定です。
あなたの住む町や学校に、ゆくかもしれません。
というか、呼ばれれば、写真を手に、喜んでホイホイ行っちゃいますので。
もっとスワヒリ語しゃべれるようにならなくちゃ。
Ninajifunza Kiswahili zaidi!
ワタシのアフリカの旅が終ってしまう…
と思うと、淋しくて淋しくて、気持ちが整理出来なくて、
「その7」のあと、ちょっと日が空いてしまいました。
ハッキリ言いまして、今、極度の「ホームシック」です(笑)。
今回の「里帰り」は10年振りで、
これまでの10年間、アフリカの地を踏まずとも生きてこれたじゃん…
と思うのですが、
一度外れたタガは、元に戻せません(笑)。
現在、日本にて出稼ぎ中のワタシ、早々にアフリカに戻るため、
日々頑張らせて頂きます!
興味を持って下さる方にアフリカのよさを伝えたくて、
自分でももっともっとアフリカの空気に触れたくて、
アフリカ関係の情報(とまでいきませんが)発信をしている毎日です。
先日、15年振りくらい?に会った豊橋に住む友人に、
無理やり贈った、手作り「あふりかのほん」。

まだ園児のお嬢さんと一緒に楽しめるよう、
説明書きはひらがらなで、必要最小限の言葉で、
写真を綴りました。

これは、世界に1冊の本。
でも、みなさんにも、アフリカの写真やエピソードに触れて頂くチャンスが!!!
回を重ね、3月9日にめでたく10回を迎えた、
フルート&ピアノでの映像コンサートシリーズ「風景旋律」。
これまで、多くの方々から、素敵な風景写真をご提供頂き、
「お散歩」や「おやま」や「昔なつかし」や、数々の風景をお楽しみ頂いてきましたが、
来たる2019年3月9日の風景旋律vol.11は、
今回のワタシのケニアへの「里帰り」を題材にした、「ただいま」というテーマでお送りします。
決まってるのは、
2019年3月9日(土)という日程と、
会場がりゅーとぴあスタジオAであること、
テーマが「ただいま」で、ワタシのアフリカ記録「Life goes on...」の続編であること、
ぐらいですが、
今からぜひスケジュール帳にチェック入れておいてください!!!
ください!!!
くださーーーーい!!!

そして、アフリカの写真とお話、これからちょこちょこと、
いろんなところで小出しにしていく予定です。
あなたの住む町や学校に、ゆくかもしれません。
というか、呼ばれれば、写真を手に、喜んでホイホイ行っちゃいますので。
もっとスワヒリ語しゃべれるようにならなくちゃ。
Ninajifunza Kiswahili zaidi!
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2018/09/27.Thu
2018アフリカポレポレ日記その8
アフリカで過ごす最後の一日。
朝5時頃、何かの動物のひと吠えで目が覚めた。
外はまだ真っ暗だけれど、屋上からのライトで、うっすらと霧深いのが分かる。
カーテンなどない窓の外が少しずつ明るくなってきた頃、厚着をして屋上に出てみる。
あいにくの曇り空。
ゾウ、バッファロー、ブッシュバック、ウォーターバックが、
水を飲みにやって来た。

静かな朝は、池が鏡のよう。
このホテルは、基本的には1泊のみ滞在の宿泊客がほとんどで、
この日も連泊は私だけ。
他の宿泊客が早朝にチェックアウトしたあとは、
静かな静かな、私にとっての大事な休息時間。

屋上で、紅茶を飲みながら、鮮やかな色のマサイカンガで体をくるみ、
じっと、動物たちの気配と同化する。
日本での日常では忘れている「素」に戻る時間。
このホテルの中には、ところどころ、建設当時の木のなごりが。

幹の伸びに合わせて、壁をくりぬいてある。
こぢんまりして狭い館内だけど、
1階の柱の内部も、観察窓がくりぬいてあって、
そこからは至近距離で動物たちを見ることが出来る。

バッファローの、「いい湯だな」。

エジプトガンは、つがいでいることが多い。
一日中、一歩も外に出ず、ホテルでまったりしていようと思ったんだけど、
やっぱり夕方には、ホテルのスタッフにお願いして、
ゲームドライブに連れ出してもらう。
マサイマラにはいないアビシニアコロブスモンキーに会いに。

動きが早くて、ピントが合わせられなかった。
しっぽが白くて長い。
他のサルと違って親指がない、と、レンジャーが説明してくれた。
水と森に囲まれるアバーデアには、ウォーターバックが多い。

立派な角を持つオスは、ライオンと互角に闘うこともある。
パッと見の強面に反して、コミカルな表情を見せてくれるバッファロー。

ティッシュ、いる?
大きな身体も隠してしまうほどの濃密なブッシュの中にゾウがいる。
安全距離ギリギリのところで、息を殺してカメラを向ける。

ゾウのそばを通るときは、
車の距離と騒音に気を付ける。
あくまでも、ここは、ゾウの聖域。
私たち人間は、そっとおじゃましているだけの場所だから。
2時間のゲームドライブを終えて、ホテルに戻る。
とうとう、アフリカ最後の夜になり、レストランで最後のディナー。
「Jambo!Jambo bwana!」と、
ケニアの人ならみんな知ってて、そしてもちろん私も知ってる(笑)この歌を、
ホテルのスタッフみんなが歌いながら、手にフルーツ盛りを持って、
客席を練り歩き始めた。
誰か誕生日なのかねぇ…なんて思いつつ、一緒に口ずさんでいたら、
彼らが辿り着いたのは、私のテーブル。
フェアウェルフルーツのプレゼントだった。

ただただ、泣ける…。
帰りたくない。
というか、ココ(ケニア)が、ワタシのふるさと。
って、ソウルレベルで思う。
「Asante sana(ありがとう)!」とみんなに感謝しながら、
「Pamoja na mimi(一緒に)!」と、カメラを自撮りモードにしたら、
みんなが寄ってくれた。

ワタシの大切な思い出の1枚。
大事な大事な、Rafiki wangu(私のトモダチ)。
明日の朝、日本に向かうけど、
また帰ってくるから。
ふるさとだから。
2019年3月9日『風景旋律vol.11〈ただいま〉』@りゅーとぴあスタジA、に、
つづく。
朝5時頃、何かの動物のひと吠えで目が覚めた。
外はまだ真っ暗だけれど、屋上からのライトで、うっすらと霧深いのが分かる。
カーテンなどない窓の外が少しずつ明るくなってきた頃、厚着をして屋上に出てみる。
あいにくの曇り空。
ゾウ、バッファロー、ブッシュバック、ウォーターバックが、
水を飲みにやって来た。

静かな朝は、池が鏡のよう。
このホテルは、基本的には1泊のみ滞在の宿泊客がほとんどで、
この日も連泊は私だけ。
他の宿泊客が早朝にチェックアウトしたあとは、
静かな静かな、私にとっての大事な休息時間。

屋上で、紅茶を飲みながら、鮮やかな色のマサイカンガで体をくるみ、
じっと、動物たちの気配と同化する。
日本での日常では忘れている「素」に戻る時間。
このホテルの中には、ところどころ、建設当時の木のなごりが。

幹の伸びに合わせて、壁をくりぬいてある。
こぢんまりして狭い館内だけど、
1階の柱の内部も、観察窓がくりぬいてあって、
そこからは至近距離で動物たちを見ることが出来る。

バッファローの、「いい湯だな」。

エジプトガンは、つがいでいることが多い。
一日中、一歩も外に出ず、ホテルでまったりしていようと思ったんだけど、
やっぱり夕方には、ホテルのスタッフにお願いして、
ゲームドライブに連れ出してもらう。
マサイマラにはいないアビシニアコロブスモンキーに会いに。

動きが早くて、ピントが合わせられなかった。
しっぽが白くて長い。
他のサルと違って親指がない、と、レンジャーが説明してくれた。
水と森に囲まれるアバーデアには、ウォーターバックが多い。

立派な角を持つオスは、ライオンと互角に闘うこともある。
パッと見の強面に反して、コミカルな表情を見せてくれるバッファロー。

ティッシュ、いる?
大きな身体も隠してしまうほどの濃密なブッシュの中にゾウがいる。
安全距離ギリギリのところで、息を殺してカメラを向ける。

ゾウのそばを通るときは、
車の距離と騒音に気を付ける。
あくまでも、ここは、ゾウの聖域。
私たち人間は、そっとおじゃましているだけの場所だから。
2時間のゲームドライブを終えて、ホテルに戻る。
とうとう、アフリカ最後の夜になり、レストランで最後のディナー。
「Jambo!Jambo bwana!」と、
ケニアの人ならみんな知ってて、そしてもちろん私も知ってる(笑)この歌を、
ホテルのスタッフみんなが歌いながら、手にフルーツ盛りを持って、
客席を練り歩き始めた。
誰か誕生日なのかねぇ…なんて思いつつ、一緒に口ずさんでいたら、
彼らが辿り着いたのは、私のテーブル。
フェアウェルフルーツのプレゼントだった。

ただただ、泣ける…。
帰りたくない。
というか、ココ(ケニア)が、ワタシのふるさと。
って、ソウルレベルで思う。
「Asante sana(ありがとう)!」とみんなに感謝しながら、
「Pamoja na mimi(一緒に)!」と、カメラを自撮りモードにしたら、
みんなが寄ってくれた。

ワタシの大切な思い出の1枚。
大事な大事な、Rafiki wangu(私のトモダチ)。
明日の朝、日本に向かうけど、
また帰ってくるから。
ふるさとだから。
2019年3月9日『風景旋律vol.11〈ただいま〉』@りゅーとぴあスタジA、に、
つづく。
2018/09/26.Wed
秋のコレ
シゴトが詰まっているときは、
美味しいものを食べて頑張らねばなりません。
シゴト詰まってないときも、
美味しいものを食べて寛がねばなりませんけどね。
今夜は、コレ、煮ました。

無花果湯だよ。
コンサートでときどき、
その場で「お題」を頂いて即興で曲を作ってご披露する、という、
題して「自由人」コーナーをやるのですが、
過去頂いた「お題」の思い出深いもののひとつが、「いちじく」。
かなりの難題でした。
昨日伺った佐渡加茂湖でのLake View Concertでは、
「とんび」というお題を頂きました。
ワタシたちの後ろの加茂湖の上を、とんびがゆるりと飛んでいて、
即興曲「とんび」に華を添えてくれました。

さて、無花果湯であったまったら、もうひと頑張りしよう。
まだまだ続く、秋の山場。
明日は、Iki Atari Battari na Liveです。
ご予約不要、ゆるゆるとおいで頂けたら嬉しいです。
13時30分から、30分を2本、
場所は白山神社すぐ近くのギャラリー蔵織内、
CDショップコンチェルトさんです。

美味しいものを食べて頑張らねばなりません。
シゴト詰まってないときも、
美味しいものを食べて寛がねばなりませんけどね。
今夜は、コレ、煮ました。

無花果湯だよ。
コンサートでときどき、
その場で「お題」を頂いて即興で曲を作ってご披露する、という、
題して「自由人」コーナーをやるのですが、
過去頂いた「お題」の思い出深いもののひとつが、「いちじく」。
かなりの難題でした。
昨日伺った佐渡加茂湖でのLake View Concertでは、
「とんび」というお題を頂きました。
ワタシたちの後ろの加茂湖の上を、とんびがゆるりと飛んでいて、
即興曲「とんび」に華を添えてくれました。

さて、無花果湯であったまったら、もうひと頑張りしよう。
まだまだ続く、秋の山場。
明日は、Iki Atari Battari na Liveです。
ご予約不要、ゆるゆるとおいで頂けたら嬉しいです。
13時30分から、30分を2本、
場所は白山神社すぐ近くのギャラリー蔵織内、
CDショップコンチェルトさんです。

2018/09/21.Fri
にじゅうにぃしぃろぉはぁとぉ
寒い…おなか痛い。
冷えた。
。
いつまでも夏と思ってましたが、秋なんですな。
窓からの風景、ちょこっと紅葉してました。

今日は、この先に控えているモロモロのリハでした。
この秋一番の山場がこの十日間の間にあります。
22日からスタートして、ほぼ一日おきにライブ、30日まで続きます。
新潟市外や海外(?!)もチョロチョロと混ざっておりますが、
皆勤賞のお客さまがいたら、こりゃすごいな…。
ほぼ自分のための覚書、というか、整理、というか。
22日
はちすば通り良寛てまり座公演
【樋口幸子(語り)・高木いくの(うた)・川崎祥子(ピアノ)】
24日
Euphorbia@佐渡「加茂湖展望の丘」Lake View Concert
26日
Iki Atari Battari na Live@コンチェルト
28日
マイタウン・コンサート in さんぽく
【薫風之音(尺八&箏)・川崎祥子(ピアノ)・藤島玲子(パーカッション)】
※薫風さんのHPお借りしました
30日
伊奈るり子&Euphorbia@フルマチクラシックフェスタ
明日は、10月分ライブのリハ。
おなかあっためて、準備しよっと。
みなさんも、急な気候の変化、体調管理には気を付けてね。
元気で楽しい、食欲と芸術の秋を!
冷えた。

いつまでも夏と思ってましたが、秋なんですな。
窓からの風景、ちょこっと紅葉してました。

今日は、この先に控えているモロモロのリハでした。
この秋一番の山場がこの十日間の間にあります。
22日からスタートして、ほぼ一日おきにライブ、30日まで続きます。
新潟市外や海外(?!)もチョロチョロと混ざっておりますが、
皆勤賞のお客さまがいたら、こりゃすごいな…。
ほぼ自分のための覚書、というか、整理、というか。
22日
はちすば通り良寛てまり座公演
【樋口幸子(語り)・高木いくの(うた)・川崎祥子(ピアノ)】
24日
Euphorbia@佐渡「加茂湖展望の丘」Lake View Concert
26日
Iki Atari Battari na Live@コンチェルト
28日
マイタウン・コンサート in さんぽく
【薫風之音(尺八&箏)・川崎祥子(ピアノ)・藤島玲子(パーカッション)】
※薫風さんのHPお借りしました
30日
伊奈るり子&Euphorbia@フルマチクラシックフェスタ
明日は、10月分ライブのリハ。
おなかあっためて、準備しよっと。
みなさんも、急な気候の変化、体調管理には気を付けてね。
元気で楽しい、食欲と芸術の秋を!
2018/09/17.Mon
2018アフリカポレポレ日記その7
滞在していたマサイマラの一番奥のエリアから、
この旅の次の目的地「アバーデア」までは、
車で7時間かかる、とのことで、
朝の6時40分にチェックアウトしてホテルを出発。
マサイマラのゲートを出ると、
たくさんの住宅街(!)を過ぎ、

放牧中の少年と手を振り合いながら、

湖のあるちょっと大きな町、ナイバシャを通り、

滝のある町ニャフルルのちょっと手前で、とあるレストランでトイレだけ拝借。
のつもりが、
地元のおねえさんたちが食べていたごはんがあまりにも美味しそうで、
予定外だったけど、このお店でランチ。

Githeriという豆と野菜のシチューを、
米とアボカドと、全部豪快に混ぜて食べるアフリカンフード。
そして、メニューに見つけた大好きなUjiも頼んだら、
ジョッキで出てきた…(笑)。

穀類の粉をとろりと煮込んだケニヤの甘酒みたいな感じの飲み物で、
好みで砂糖とミルクを入れるんだけれど、
こんなに並々だと、ある程度飲んでからでないと、ミルクも入れられない。
さすがアフリカ。
どっちもすごい量で、このワタシですら残してしまったけれど、
すっごく美味しかった。
そして、おなかも満足して外に出たら、まさかの土砂降り。
道行くバイクも、傘立て運転(笑)。
普通の傘の形に、風になびくしっぽが付いてるみたいなデザイン。
特注なのかなぁ?!

意外とバイクも走っているんだけれど(もちろん、ノーヘルニケツは当たりまえ)、
チャリも多い。

さっきまで降ってた雨もあがると(たぶん雨の中でも…だと思うけど)、
道端で座って寛いでる人々、

道端で寝転んで話し込んでいるひとびと、

道端で完全にうつぶせになって寝ているひと、

こんな景観広がるケニアの日常風景(なのか?)、
やっぱり大好きだ。
一緒に土の上に座ったり、寝転んだり、寝入ったりしたい…。
アバーデアまでの道のりには、ユーフォルビア・インゲンスが多かった。
下が樹で、上がサボテンになっている、ワタシのお気に入りの植物。

夕方4時近くに、ようやくアバーデア国立公園に到着。
ここは、茶色かったマサイマラに比べて、全体が「緑」な世界。

森の奥深くに建つホテル「Treetops」。
その名前の通り、元々は樹の上に観察小屋のような部屋を作ったところから始まり、
段々と増改築が重ねられ、
今では、ホテルの中に樹が通っているようなデザインになっている。
高床式の建物で、窓のすぐそばには池があって、
そこに水を飲みに来る動物たちが部屋やロビーの窓や屋上から見え、
「居ながらサファリ」の出来る場所。

今日と明日はここでゆっくりまったりのんびり。
早速ロビーで紅茶タイム。
夜、寝るときは、部屋にあるブザーの電源をオンにしておくと、
人気の動物が来たときには、アラーム音で知らせてくれる。

ゾウのファミリーが水を飲みに来たよ。
しばらく見ていたけれど、ゾウより先にお休み…。
ゾウの鼻が鳴る音や大きな足が地面を打つ音は、最高に心地よい子守唄。
つづく。
この旅の次の目的地「アバーデア」までは、
車で7時間かかる、とのことで、
朝の6時40分にチェックアウトしてホテルを出発。
マサイマラのゲートを出ると、
たくさんの住宅街(!)を過ぎ、

放牧中の少年と手を振り合いながら、

湖のあるちょっと大きな町、ナイバシャを通り、

滝のある町ニャフルルのちょっと手前で、とあるレストランでトイレだけ拝借。
のつもりが、
地元のおねえさんたちが食べていたごはんがあまりにも美味しそうで、
予定外だったけど、このお店でランチ。

Githeriという豆と野菜のシチューを、
米とアボカドと、全部豪快に混ぜて食べるアフリカンフード。
そして、メニューに見つけた大好きなUjiも頼んだら、
ジョッキで出てきた…(笑)。

穀類の粉をとろりと煮込んだケニヤの甘酒みたいな感じの飲み物で、
好みで砂糖とミルクを入れるんだけれど、
こんなに並々だと、ある程度飲んでからでないと、ミルクも入れられない。
さすがアフリカ。
どっちもすごい量で、このワタシですら残してしまったけれど、
すっごく美味しかった。
そして、おなかも満足して外に出たら、まさかの土砂降り。
道行くバイクも、傘立て運転(笑)。
普通の傘の形に、風になびくしっぽが付いてるみたいなデザイン。
特注なのかなぁ?!

意外とバイクも走っているんだけれど(もちろん、ノーヘルニケツは当たりまえ)、
チャリも多い。

さっきまで降ってた雨もあがると(たぶん雨の中でも…だと思うけど)、
道端で座って寛いでる人々、

道端で寝転んで話し込んでいるひとびと、

道端で完全にうつぶせになって寝ているひと、

こんな景観広がるケニアの日常風景(なのか?)、
やっぱり大好きだ。
一緒に土の上に座ったり、寝転んだり、寝入ったりしたい…。
アバーデアまでの道のりには、ユーフォルビア・インゲンスが多かった。
下が樹で、上がサボテンになっている、ワタシのお気に入りの植物。

夕方4時近くに、ようやくアバーデア国立公園に到着。
ここは、茶色かったマサイマラに比べて、全体が「緑」な世界。

森の奥深くに建つホテル「Treetops」。
その名前の通り、元々は樹の上に観察小屋のような部屋を作ったところから始まり、
段々と増改築が重ねられ、
今では、ホテルの中に樹が通っているようなデザインになっている。
高床式の建物で、窓のすぐそばには池があって、
そこに水を飲みに来る動物たちが部屋やロビーの窓や屋上から見え、
「居ながらサファリ」の出来る場所。

今日と明日はここでゆっくりまったりのんびり。
早速ロビーで紅茶タイム。
夜、寝るときは、部屋にあるブザーの電源をオンにしておくと、
人気の動物が来たときには、アラーム音で知らせてくれる。

ゾウのファミリーが水を飲みに来たよ。
しばらく見ていたけれど、ゾウより先にお休み…。
ゾウの鼻が鳴る音や大きな足が地面を打つ音は、最高に心地よい子守唄。
つづく。
2018/09/13.Thu
2018秋もクラフェスです
この時期になると、毎晩、シゴト帰りは、
自分の顔を眺めながらの帰路。
疲れ倍増…。
なーんてことは思いません。
こんなにステキなイベントに毎年恒例で出演させて頂けることに、
意気揚々と帰宅するのです!
古町7番町、10歩歩くごとに、自分と目が合う(笑)、
賑やかで華やかなこちらのイベントのポスターと、フラッグ!


9月1日から、
素晴らしいクラシック演奏家のみなさんがリレーを繋いできた、
ふるまちクラシックフェスタ。
今年も、7番町のスタッフの皆さんと、
そして、キャサリン川上にーさん&みどりさんの大きなご尽力で、
盛大に日を重ね、
多くのお客さまからの絶賛がたくさん耳に届いております。
いよいよ、30日は、その最終日。
クラリネット伊奈るり子先生に率いられ、わてらEuphorbia登場です!
毎年書いている気がしますが、
Euphorbiaってクラシックだっけか?!?!
まあ、はっきり言ってしまうと、違います(笑)。
いやいや、伊奈先生はもちろん、
Euphoメンバーのフルート市橋靖子嬢とパーカッション本間美恵子氏は、
クラシック界でギランギランに輝いているスターですよ。
ただね、ワタシがね…ひとり、出自が違うの…(笑)。
でもね、負けませんよ。
何に?
クラシックにまつわる曲を(?)、
わてらEuphoribaアレンジで、より親しみやすく、分かりやすく、
お客さまにお楽しみ頂けるよう、
スペシャルバージョンでの演奏をお届けいたします。
もちろん、観覧無料です。
お昼の12時から、様々なアンサンブル形態で、
かわるがわる、演奏チームが登場します。
飽きずにお楽しみ頂けること間違いなし!
ふるまち通りのお散歩がてら、お気軽にお越しください。
伊奈るり子&Euphorbiaは、
13:45~と、15:30~、各45分のステージです。
お待ちしております!
自分の顔を眺めながらの帰路。
疲れ倍増…。
なーんてことは思いません。
こんなにステキなイベントに毎年恒例で出演させて頂けることに、
意気揚々と帰宅するのです!
古町7番町、10歩歩くごとに、自分と目が合う(笑)、
賑やかで華やかなこちらのイベントのポスターと、フラッグ!


9月1日から、
素晴らしいクラシック演奏家のみなさんがリレーを繋いできた、
ふるまちクラシックフェスタ。
今年も、7番町のスタッフの皆さんと、
そして、キャサリン川上にーさん&みどりさんの大きなご尽力で、
盛大に日を重ね、
多くのお客さまからの絶賛がたくさん耳に届いております。
いよいよ、30日は、その最終日。
クラリネット伊奈るり子先生に率いられ、わてらEuphorbia登場です!
毎年書いている気がしますが、
Euphorbiaってクラシックだっけか?!?!
まあ、はっきり言ってしまうと、違います(笑)。
いやいや、伊奈先生はもちろん、
Euphoメンバーのフルート市橋靖子嬢とパーカッション本間美恵子氏は、
クラシック界でギランギランに輝いているスターですよ。
ただね、ワタシがね…ひとり、出自が違うの…(笑)。
でもね、負けませんよ。
何に?
クラシックにまつわる曲を(?)、
わてらEuphoribaアレンジで、より親しみやすく、分かりやすく、
お客さまにお楽しみ頂けるよう、
スペシャルバージョンでの演奏をお届けいたします。
もちろん、観覧無料です。
お昼の12時から、様々なアンサンブル形態で、
かわるがわる、演奏チームが登場します。
飽きずにお楽しみ頂けること間違いなし!
ふるまち通りのお散歩がてら、お気軽にお越しください。
伊奈るり子&Euphorbiaは、
13:45~と、15:30~、各45分のステージです。
お待ちしております!
2018/09/13.Thu
2018アフリカポレポレ日記その6
アフリカ、というと、灼熱地獄だと思われることが多い。
あっついんでしょう?!?!?!と、よく聞かれるが、
実際には、こんな格好で過ごす朝晩。

屋根の開くワンボックスカーに乗って、早朝からドライブに行くときは、
フリースを着こんで、ネックウォーマーは必須。
それでも鼻水が垂れてくる。
(すっぴんがあまりにもひどいため、ぼかしてあります。
もっとアヤシクなった…。)
日中、陽のあたる場所では、暑いのでタンクトップいっちょになったりしますが、
常に心地よい風がそよいでいて、今回のアフリカ旅では汗は一滴もかかなかった。
日本より、ずっとずっと過ごしやすい気候。
さて、こんなふうな完全防備で、
この旅最後のマサイマラでのゲームドライブに出かけます。
キリンの親子。

ブッシュの前では、網目模様がカモフラージュのようになっていて、
しかも、ママと重なっているとコドモちゃんの姿が一瞬分からない。
ピッタリとくっついたまま、カメラ目線。
のどかなサバンナ風景。

バッファローは、よく、小鳥をのせている。
パッと見、おっかないけど、実は優しいのかな。
今回のマサイマラでは、狩りの成功の瞬間には立ち会えなかったけど、
狩ったすぐあとの新鮮なごはんの時間は、何度かおじゃま出来た。
※ちょっとだけ閲覧注意!
ケチャップ付いてるよ。

もうちょっと生々しい写真も撮ったのですが、
それはまたの機会に、ご希望の方限定でご覧に入れますね。
写真で見ると衝撃的でも、実際に目の前の風景として見ると、
すんなりと受け入れられるのが不思議。
ライオンだって、狩りをするときは命がけで、一生懸命生きている。
ワタシが大好きなステーキ食べるのと、なんら変わりはない。
今日も、もう一度、ヌーの渡りそうな川を様子見。

ヌーはたくさん来ているけれど、岸にはあまり近づいていない。
どれがヌーの群れだか分かりますか?
ちなみに、トドみたいにゴロばってるのは、

カバの皆さん。
今日のヌーたちは、渡らないね、と、スティーブと判断をして、
サバンナへと車を移動、ゆっくりとドライブ…
と思ったら!!!

渡れると思った沼で、タイヤ取られて、見事にハマった。

車を降りて、様子を見るスティーブ。
すごく凹んでた、スティーブが。
でもね、これこそサファリの醍醐味!
全然へっちゃらなのだ。
実は、過去のケニアへの旅で、ハマらなかったことは、ほぼない。
一番ヒドイときは、追突事故に遭ってケニアポリスに半日缶詰だったときもあるし、
タイヤがケムリ吹いてたこともある(笑)。
こんな、サバンナの真ん中なら、きっと他の車もそのうち通るさ、
ハクナマタタ(問題ないよ)!
ポレポレ(のんびり)助けを待ちましょう。
もし引っ張るなら、泥だらけになっても平気だから、一緒に手伝うよ~!
でも、ワタシはあくまでもお客さん、安全確保のためにも、車から絶対に降りるな、と。
なので、スティーブが、牽引用のロープを準備している間に、
ワタシは、遠くを走る車を見つけたら、窓から身を乗り出して、
全身使って大きく手を振る。
何台か、気付かずに行ってしまったあと、救世主現る。

引っ張ってもらって、無事に脱出。
ありがとう、ジープのドライバーさん。
このあと、スティーブは、
「この道、二度と通らない」と、かなり凹んでたけど、
ダイジョブだよ、こんな楽しいこと、日本の日常では、滅多にないから。
今日一番のエキサイティングな時間(笑)。
川や沼から離れて(笑)、タンザニア方面へと車を走らせて、
ライオン、シマウマ、ヌー、バッファロー、ハイエナ、キリン、ゾウ、
ダチョウ、イランド、ガゼル、インパラ、ディクディク、バブーン(サバンナヒヒ)、
イボイノシシ、ワニ、などなどのオールスターズに挨拶しながら、
広いサバンナをドライブ。
ところどころに転がっている白骨は、
このあと、土に還って、他の植物や動物の栄養となって、
その命は、ずっとめぐるのだろう。

スティーブが大サービスしてくれて、
たくさんの動物を見ながら、風景を感じながら、
長時間のドライブをしてくれて、ホテルに戻ったのは夕方6時近く。
一日中(車の中で)立ちっぱなしで疲れたけれど、
一瞬たりとも逃すことなく、全身でアフリカの大地を感じたかったから。

このホテルとも、今夜でサヨナラ。
明日は、もうちょっと北の、赤道付近の深い森の中にある国立公園アバーデアへ。
思いのほか忙しかったマサイマラでの過ごし方とは違う、
のんびりした時間が流れる木の上のホテルTreetopsへ向かおう。
つづく。
あっついんでしょう?!?!?!と、よく聞かれるが、
実際には、こんな格好で過ごす朝晩。

屋根の開くワンボックスカーに乗って、早朝からドライブに行くときは、
フリースを着こんで、ネックウォーマーは必須。
それでも鼻水が垂れてくる。
(すっぴんがあまりにもひどいため、ぼかしてあります。
もっとアヤシクなった…。)
日中、陽のあたる場所では、暑いのでタンクトップいっちょになったりしますが、
常に心地よい風がそよいでいて、今回のアフリカ旅では汗は一滴もかかなかった。
日本より、ずっとずっと過ごしやすい気候。
さて、こんなふうな完全防備で、
この旅最後のマサイマラでのゲームドライブに出かけます。
キリンの親子。

ブッシュの前では、網目模様がカモフラージュのようになっていて、
しかも、ママと重なっているとコドモちゃんの姿が一瞬分からない。
ピッタリとくっついたまま、カメラ目線。
のどかなサバンナ風景。

バッファローは、よく、小鳥をのせている。
パッと見、おっかないけど、実は優しいのかな。
今回のマサイマラでは、狩りの成功の瞬間には立ち会えなかったけど、
狩ったすぐあとの新鮮なごはんの時間は、何度かおじゃま出来た。
※ちょっとだけ閲覧注意!
ケチャップ付いてるよ。

もうちょっと生々しい写真も撮ったのですが、
それはまたの機会に、ご希望の方限定でご覧に入れますね。
写真で見ると衝撃的でも、実際に目の前の風景として見ると、
すんなりと受け入れられるのが不思議。
ライオンだって、狩りをするときは命がけで、一生懸命生きている。
ワタシが大好きなステーキ食べるのと、なんら変わりはない。
今日も、もう一度、ヌーの渡りそうな川を様子見。

ヌーはたくさん来ているけれど、岸にはあまり近づいていない。
どれがヌーの群れだか分かりますか?
ちなみに、トドみたいにゴロばってるのは、

カバの皆さん。
今日のヌーたちは、渡らないね、と、スティーブと判断をして、
サバンナへと車を移動、ゆっくりとドライブ…
と思ったら!!!

渡れると思った沼で、タイヤ取られて、見事にハマった。

車を降りて、様子を見るスティーブ。
すごく凹んでた、スティーブが。
でもね、これこそサファリの醍醐味!
全然へっちゃらなのだ。
実は、過去のケニアへの旅で、ハマらなかったことは、ほぼない。
一番ヒドイときは、追突事故に遭ってケニアポリスに半日缶詰だったときもあるし、
タイヤがケムリ吹いてたこともある(笑)。
こんな、サバンナの真ん中なら、きっと他の車もそのうち通るさ、
ハクナマタタ(問題ないよ)!
ポレポレ(のんびり)助けを待ちましょう。
もし引っ張るなら、泥だらけになっても平気だから、一緒に手伝うよ~!
でも、ワタシはあくまでもお客さん、安全確保のためにも、車から絶対に降りるな、と。
なので、スティーブが、牽引用のロープを準備している間に、
ワタシは、遠くを走る車を見つけたら、窓から身を乗り出して、
全身使って大きく手を振る。
何台か、気付かずに行ってしまったあと、救世主現る。

引っ張ってもらって、無事に脱出。
ありがとう、ジープのドライバーさん。
このあと、スティーブは、
「この道、二度と通らない」と、かなり凹んでたけど、
ダイジョブだよ、こんな楽しいこと、日本の日常では、滅多にないから。
今日一番のエキサイティングな時間(笑)。
川や沼から離れて(笑)、タンザニア方面へと車を走らせて、
ライオン、シマウマ、ヌー、バッファロー、ハイエナ、キリン、ゾウ、
ダチョウ、イランド、ガゼル、インパラ、ディクディク、バブーン(サバンナヒヒ)、
イボイノシシ、ワニ、などなどのオールスターズに挨拶しながら、
広いサバンナをドライブ。
ところどころに転がっている白骨は、
このあと、土に還って、他の植物や動物の栄養となって、
その命は、ずっとめぐるのだろう。

スティーブが大サービスしてくれて、
たくさんの動物を見ながら、風景を感じながら、
長時間のドライブをしてくれて、ホテルに戻ったのは夕方6時近く。
一日中(車の中で)立ちっぱなしで疲れたけれど、
一瞬たりとも逃すことなく、全身でアフリカの大地を感じたかったから。

このホテルとも、今夜でサヨナラ。
明日は、もうちょっと北の、赤道付近の深い森の中にある国立公園アバーデアへ。
思いのほか忙しかったマサイマラでの過ごし方とは違う、
のんびりした時間が流れる木の上のホテルTreetopsへ向かおう。
つづく。
2018/09/10.Mon
2018アフリカポレポレ日記その5
今では数えるほどしか残っていないサイを探しに、朝7時に出発。
すれ違う他のゲームドライブ車のドライバーさんとの情報交換をしながら、
広いサバンナをゆっくりと運転するスティーブ。
ただただ広大に広がる大地に、轍が数本。
地図も標識もないのに、よく分かるよなぁ…と、いつも感心してしまう。
毎日のドライブで、同じ道を通っているのか、初めての道を通っているのか、
さっぱり分からないワタシも、たまに出会うすごく印象的な樹で、
「ここさっきも通った!」と気付けるときがある。
例えば、こんな樹。

近くの小さな池?沼?で、トキイロコウが朝ごはん中。
自分でお魚採らないと、ごはんないからね。

それぞれ頑張って採ってると、ときどき仲間と喧嘩になる。
それ、俺の!あんたがこっちにぶつかってきたんでしょ!
という声が聞こえてきそう。

トキイロコウから離れて、静かに風がそよぐ草原に、サイはいた。

角のための乱獲でその頭数が激減して、
今はケニアには「シロサイ」はいない。
数えるほどしか残っていない「クロサイ」は、こうして見られただけでもラッキー。
臆病な動物で、人や車がいると、じっと様子を見て、近づいてくることはない。
私たちも車のエンジンを止めて、ただひたすらサイと見つめ合う。
そんなサイに近づけるのは、小鳥だけ。

小鳥が背中にとまったり、道案内するように鼻の先を飛んだりしながら、
サイはゆっくりと進路を変えて、車から遠ざかっていった。
このまま穏やかに暮らすことが出来て、少しずつでも仲間が増えますように。
サイとバイバイしたあとは、かなり日も高くなっている中、
木陰でまったりしてるライオンと会う。

陽が動いて木陰の位置が変わると、少しずつ自分たちも居場所を調整しつつ、
一番心地いい場所で居眠り。

ちょっと失礼して、寝顔を。

広いサバンナの午後は、風の音しか聞こえない。
静かなサバンナでのお昼寝、気持ちよさそうだな。
ワタシも隣で寝たいな…。
のんびりとゲームドライブをして、午後もゆったりと草原を回ったあと、
夕方、虹が出た。

ちょっと見えにくいけれど、虹が見えると、得した気分。
さて。
たまには、ホテルのごはんを少しご紹介。
ホテルのレストランでは、
毎食、シェフたちがおいしいお料理をブッフェスタイルで提供してくれる。
同じホテルに連泊しているので、サービススタッフとも、シェフたちとも、
すっかり顔なじみで、毎日楽しいごはんタイム。
いつもオープンキッチンで、お肉やオムレツやパスタを、
お客さんからのオーダーに合わせて調理してくれる、マサイ出身のシェフ。
ワタシの片言のスワヒリ語をいつも賑やかに受け答えしてくれて、
この日の夕ごはんに作ってもらったのは、コチラ。

ボローニャソースのパスタ。
パスタのタイプを数種類から選んで、
ソースも数種類から選んで、
入れる野菜も好みで選んで、
味付けの塩や胡椒やガーリックもオーダーすると、
それを使って美味しく仕上げてくれる。
毎日、アツアツのおいしいメインディッシュに、
日替わりでたくさんの野菜やスープ。
旅先でのごはんを美味しく頂けることは、本当にシアワセ。
とうとう、明日は、マサイマラでの最後の日。
ランチボックス持ってゲームドライブに行って、
めいっぱいサバンナの空気を身体に取り込んでこよう。
つづく。
すれ違う他のゲームドライブ車のドライバーさんとの情報交換をしながら、
広いサバンナをゆっくりと運転するスティーブ。
ただただ広大に広がる大地に、轍が数本。
地図も標識もないのに、よく分かるよなぁ…と、いつも感心してしまう。
毎日のドライブで、同じ道を通っているのか、初めての道を通っているのか、
さっぱり分からないワタシも、たまに出会うすごく印象的な樹で、
「ここさっきも通った!」と気付けるときがある。
例えば、こんな樹。

近くの小さな池?沼?で、トキイロコウが朝ごはん中。
自分でお魚採らないと、ごはんないからね。

それぞれ頑張って採ってると、ときどき仲間と喧嘩になる。
それ、俺の!あんたがこっちにぶつかってきたんでしょ!
という声が聞こえてきそう。

トキイロコウから離れて、静かに風がそよぐ草原に、サイはいた。

角のための乱獲でその頭数が激減して、
今はケニアには「シロサイ」はいない。
数えるほどしか残っていない「クロサイ」は、こうして見られただけでもラッキー。
臆病な動物で、人や車がいると、じっと様子を見て、近づいてくることはない。
私たちも車のエンジンを止めて、ただひたすらサイと見つめ合う。
そんなサイに近づけるのは、小鳥だけ。

小鳥が背中にとまったり、道案内するように鼻の先を飛んだりしながら、
サイはゆっくりと進路を変えて、車から遠ざかっていった。
このまま穏やかに暮らすことが出来て、少しずつでも仲間が増えますように。
サイとバイバイしたあとは、かなり日も高くなっている中、
木陰でまったりしてるライオンと会う。

陽が動いて木陰の位置が変わると、少しずつ自分たちも居場所を調整しつつ、
一番心地いい場所で居眠り。

ちょっと失礼して、寝顔を。

広いサバンナの午後は、風の音しか聞こえない。
静かなサバンナでのお昼寝、気持ちよさそうだな。
ワタシも隣で寝たいな…。
のんびりとゲームドライブをして、午後もゆったりと草原を回ったあと、
夕方、虹が出た。

ちょっと見えにくいけれど、虹が見えると、得した気分。
さて。
たまには、ホテルのごはんを少しご紹介。
ホテルのレストランでは、
毎食、シェフたちがおいしいお料理をブッフェスタイルで提供してくれる。
同じホテルに連泊しているので、サービススタッフとも、シェフたちとも、
すっかり顔なじみで、毎日楽しいごはんタイム。
いつもオープンキッチンで、お肉やオムレツやパスタを、
お客さんからのオーダーに合わせて調理してくれる、マサイ出身のシェフ。
ワタシの片言のスワヒリ語をいつも賑やかに受け答えしてくれて、
この日の夕ごはんに作ってもらったのは、コチラ。

ボローニャソースのパスタ。
パスタのタイプを数種類から選んで、
ソースも数種類から選んで、
入れる野菜も好みで選んで、
味付けの塩や胡椒やガーリックもオーダーすると、
それを使って美味しく仕上げてくれる。
毎日、アツアツのおいしいメインディッシュに、
日替わりでたくさんの野菜やスープ。
旅先でのごはんを美味しく頂けることは、本当にシアワセ。
とうとう、明日は、マサイマラでの最後の日。
ランチボックス持ってゲームドライブに行って、
めいっぱいサバンナの空気を身体に取り込んでこよう。
つづく。
2018/09/06.Thu
2018アフリカポレポレ日記その4
マラセレナロッジで迎える初めての朝。
ホテルで朝ごはんを済ませてから、8時に出発。
ホテルから近いところで、今日の最初はゾウとおはよう。

全部で11頭のファミリー。
一番小さい仔象は、生後10日~2週間くらいらしい。

目の下に涙のような線があるのがチーター。

チーターが見つめるずっと先に、インパラのおかあさんとこども。

肉食獣に襲われずに、無事に大きくなってほしいな、なんて、
正直、やっぱり弱いものの味方をしてしまう。
のどかな風景の中、ゆっくりとドライブ。
10時30分頃、川っぺりでオロオロしているヌーの群れを見つけて、そのまま張り付く。
あっち行ったり、こっち行ったり、
川を覗きこむかのような姿勢を取ったかと思うと、また戻ってみたり、と、
観察しているだけでも飽きない。
と、そのとき、スティーブが車を急発進!
ものすごい勢いで走った先で、他のヌーの群れが、川を渡っていた。
車に積んである無線で、他の場所での渡りが始まった情報が流れたらしい。
昨日の群れより大きくて、見やすい場所に停車出来て、圧巻。
勢いよく飛び込むヌー。

割と浅そうで、川幅も狭く、中洲からそのまま反対岸に上がれる、
難易度易しそうなポイント。

と思ったら、

せっかく無事に渡ったのに、逆流して戻っていくヌーがいる。
興奮してパニックになって、方向感覚がおかしくなってしまうらしい。
こうやって、群れからはぐれたり、親と離れた迷子ヌーが出たりしてしまうそうだ。
今度は、すぐ近く、ほんの数メートル下流で、次の群れが渡り始めた。

こっちの方が、深く、川幅も広い分、飛び込む勢いも熱気もすごい。
砂ぼこりをあげながら、崖から転げ落ちるように降りてきて、
そのままの勢いで川に飛び込む。
ここで脚を折ったり、身体を痛めたりしてしまうヌーもいるんだろう。


水面下でワニが近づいてきて、連れていかれてしまったヌーもいた。
ついつい「残酷」と思いがちだけれど、これが自然の姿。
「残酷」という言葉は、ここには必要ないと納得出来る。
テレビだと、つい目を背けてしまうけれど、
この大きな自然の中で目の当たりにすると、意外とすんなりと受け入れられる。
ヌーの隙間に、シマウマも一緒に渡る。

水しぶきを高く上げて飛び込んで、

水面を激しく揺さぶりながら泳ぐヌーの決死の覚悟と比べると、

シマウマの醒めた仕草。

気が抜ける…。

みんなよく頑張った。
結局、13時30分頃までヌーの観察。
あっという間だったけれど、実際はかなりの時間を使ってたんだな。
ワタシもおなかすいた。
お昼ごはんにしよう。
キケンのない(という保証があるのかどうか定かではないが)ピクニックエリアで、
ランチボックスのお昼ごはん。

チキン!!!

かぶりつく。
ワタシばっかり美味しいごはんでごめんね、ライオンさんにチーターさん。
このあと出会ったライオンとチーターは、それぞれ狩りに挑戦してたけど、
みんな失敗に終わってた。
そのあとは、のんびりとゲームドライブを続けて、
タンザニアとの国境付近の道で帰路へ。
今年は、5年振り(くらい?)に、タンザニアのサバンナが山火事になっている、と。

広い範囲で燃えているけれど、
常にレンジャーさんがきちんと見回り、管理しているから大丈夫。
燃えて新しくなった土壌からは、新しい草が生えてくるから、悪いことばかりでもないらしい。
煙の立つ中でも、動物たちは生きている。

とは言っても、やっぱり煙そうだね。

明日は、サイを探しに行こう。
つづく。
ホテルで朝ごはんを済ませてから、8時に出発。
ホテルから近いところで、今日の最初はゾウとおはよう。

全部で11頭のファミリー。
一番小さい仔象は、生後10日~2週間くらいらしい。

目の下に涙のような線があるのがチーター。

チーターが見つめるずっと先に、インパラのおかあさんとこども。

肉食獣に襲われずに、無事に大きくなってほしいな、なんて、
正直、やっぱり弱いものの味方をしてしまう。
のどかな風景の中、ゆっくりとドライブ。
10時30分頃、川っぺりでオロオロしているヌーの群れを見つけて、そのまま張り付く。
あっち行ったり、こっち行ったり、
川を覗きこむかのような姿勢を取ったかと思うと、また戻ってみたり、と、
観察しているだけでも飽きない。
と、そのとき、スティーブが車を急発進!
ものすごい勢いで走った先で、他のヌーの群れが、川を渡っていた。
車に積んである無線で、他の場所での渡りが始まった情報が流れたらしい。
昨日の群れより大きくて、見やすい場所に停車出来て、圧巻。
勢いよく飛び込むヌー。

割と浅そうで、川幅も狭く、中洲からそのまま反対岸に上がれる、
難易度易しそうなポイント。

と思ったら、

せっかく無事に渡ったのに、逆流して戻っていくヌーがいる。
興奮してパニックになって、方向感覚がおかしくなってしまうらしい。
こうやって、群れからはぐれたり、親と離れた迷子ヌーが出たりしてしまうそうだ。
今度は、すぐ近く、ほんの数メートル下流で、次の群れが渡り始めた。

こっちの方が、深く、川幅も広い分、飛び込む勢いも熱気もすごい。
砂ぼこりをあげながら、崖から転げ落ちるように降りてきて、
そのままの勢いで川に飛び込む。
ここで脚を折ったり、身体を痛めたりしてしまうヌーもいるんだろう。


水面下でワニが近づいてきて、連れていかれてしまったヌーもいた。
ついつい「残酷」と思いがちだけれど、これが自然の姿。
「残酷」という言葉は、ここには必要ないと納得出来る。
テレビだと、つい目を背けてしまうけれど、
この大きな自然の中で目の当たりにすると、意外とすんなりと受け入れられる。
ヌーの隙間に、シマウマも一緒に渡る。

水しぶきを高く上げて飛び込んで、

水面を激しく揺さぶりながら泳ぐヌーの決死の覚悟と比べると、

シマウマの醒めた仕草。

気が抜ける…。

みんなよく頑張った。
結局、13時30分頃までヌーの観察。
あっという間だったけれど、実際はかなりの時間を使ってたんだな。
ワタシもおなかすいた。
お昼ごはんにしよう。
キケンのない(という保証があるのかどうか定かではないが)ピクニックエリアで、
ランチボックスのお昼ごはん。

チキン!!!

かぶりつく。
ワタシばっかり美味しいごはんでごめんね、ライオンさんにチーターさん。
このあと出会ったライオンとチーターは、それぞれ狩りに挑戦してたけど、
みんな失敗に終わってた。
そのあとは、のんびりとゲームドライブを続けて、
タンザニアとの国境付近の道で帰路へ。
今年は、5年振り(くらい?)に、タンザニアのサバンナが山火事になっている、と。

広い範囲で燃えているけれど、
常にレンジャーさんがきちんと見回り、管理しているから大丈夫。
燃えて新しくなった土壌からは、新しい草が生えてくるから、悪いことばかりでもないらしい。
煙の立つ中でも、動物たちは生きている。

とは言っても、やっぱり煙そうだね。

明日は、サイを探しに行こう。
つづく。
2018/09/06.Thu
久々イキバタ!
大人の事情、で、8月はお休みさせて頂いた、イキバタ。
9月は無事に開催です。

イキバタ…久しぶりなので、色々お忘れになっているかもしれませんので、
今一度ご説明させて頂きますね。
白山神社近の蔵付き古民家「蔵織」さんの1室にオープンしている
CDショップ「コンチェルト」さんにて、
ピアノ弾き川崎祥子がお届けするユルユルのピアノライブです。
ユルユル?
はい。
まず、会場がユルユル。
ニッポン人が最も寛げる空間「和室」でのライブです。
畳に座布団、という、抜群のユルユル具合の環境整った中でお届けいたします。
あぐらかいても、寝っころんでも、体育ずわりでも、お好きな恰好で!
ご入場料金がユルユル。
30分あたり、なんとなんと、破格の500円!ワンコイン!
何ステージご参加なさるか、自己申告制で、合計金額を「千両箱」に入れて頂きます。
選曲がユルユル。
あらかじめプログラムを…決めておりません!!!
ご来場下さったお客さまの顔ぶれや、雑談から拾ったキーワードで、
その場でセットリストを組んで参ります。
リクエスト頂くことも大歓迎ですが、弾けなければ次回の宿題になったり、
なんとなくそれふうに聞こえるけど違うみたい、な展開にもなったりします。
トークがユルユル。
当然ですが、MCの台本もありません。
お客さまと会話しながらの進行、お話が盛り上がっちゃったら演奏よりトーク優先、
なんてことも大いにあり得ます。
ご予約もユルユル。
あらかじめのご予約、不要です。
なんとなく時間が空いちゃった、とか、
疲れちゃってシゴトさぼりたくなっちゃった、とか、
そのときの気分でご参加頂いて構いません。
9月も、申し訳ございませんが、夜の開催がありません。
平日真っ昼間、という、これまたユルユルな時間帯での開催ですが、
週の半ば、ここで英気を養って、
というか、
ここでデロンデロンにまったりして頂いて、
週の残り、そして月の残りを乗り切ってください!
お待ちしております!
9月は無事に開催です。

イキバタ…久しぶりなので、色々お忘れになっているかもしれませんので、
今一度ご説明させて頂きますね。
白山神社近の蔵付き古民家「蔵織」さんの1室にオープンしている
CDショップ「コンチェルト」さんにて、
ピアノ弾き川崎祥子がお届けするユルユルのピアノライブです。
ユルユル?
はい。
まず、会場がユルユル。
ニッポン人が最も寛げる空間「和室」でのライブです。
畳に座布団、という、抜群のユルユル具合の環境整った中でお届けいたします。
あぐらかいても、寝っころんでも、体育ずわりでも、お好きな恰好で!
ご入場料金がユルユル。
30分あたり、なんとなんと、破格の500円!ワンコイン!
何ステージご参加なさるか、自己申告制で、合計金額を「千両箱」に入れて頂きます。
選曲がユルユル。
あらかじめプログラムを…決めておりません!!!
ご来場下さったお客さまの顔ぶれや、雑談から拾ったキーワードで、
その場でセットリストを組んで参ります。
リクエスト頂くことも大歓迎ですが、弾けなければ次回の宿題になったり、
なんとなくそれふうに聞こえるけど違うみたい、な展開にもなったりします。
トークがユルユル。
当然ですが、MCの台本もありません。
お客さまと会話しながらの進行、お話が盛り上がっちゃったら演奏よりトーク優先、
なんてことも大いにあり得ます。
ご予約もユルユル。
あらかじめのご予約、不要です。
なんとなく時間が空いちゃった、とか、
疲れちゃってシゴトさぼりたくなっちゃった、とか、
そのときの気分でご参加頂いて構いません。
9月も、申し訳ございませんが、夜の開催がありません。
平日真っ昼間、という、これまたユルユルな時間帯での開催ですが、
週の半ば、ここで英気を養って、
というか、
ここでデロンデロンにまったりして頂いて、
週の残り、そして月の残りを乗り切ってください!
お待ちしております!
2018/09/04.Tue
2018アフリカポレポレ日記その3
前夜の、ヌーが翌朝渡るかも…の期待を込めて、朝の6時にゲームドライブに出発。
まだ暗いうちからサファリに出て、段々と空が明るくなってゆく。
大好きなサバンナの夜明け。

昨夜のヌーの群れを探しに出るが、夜のうちに場所を移動したらしく、
期待していた川の近くには見つからない。
どうやらまだ川を渡る覚悟が出来ていないようだ。
ヌーにはヌーの都合ってもんがあるのだろう…これもまた、自然の法則。
いったんホテルに戻って朝食を取り、1泊だけ過ごしたAshnilをチェックアウト。
川のまわりを重点的にチェックしながら、今夜からの滞在地へ向けて移動。
サバンナは、もちろんヌーだけの土地ではないから、
キリンやゾウやインパラやガゼルやバッファローやシマウマやイランドやら、
他にもたくさんの動物たちの住むエリアにお邪魔しながら、

(シマウマの仔は、毛並みがフワフワで茶色い)
途中、ケニアとタンザニアの国境に寄り道し、

ヌーより一足早く、人造の橋を使って、マラリバーを渡る。

よく見て。
左岸の真ん中ほどに、誰かいるよ。

拡大すると…(笑)。
ケニアで最も動物数が豊富と言われる「マサイマラ」の中でも、
「マラトライアングル」と呼ばれる凝縮された地域へ。
これで、朝までいた方とは反対岸に来たことになり、
ヌーが川を渡ればこちら側で「迎える」ことになる。
向こうの川岸には、たくさんのヌー(と、そして、たくさんの見学の車)。

ここで、ワタシたちも、じっと待つ。
ヌーがその気になるまで、じっと待つ。
そして、とうとう…
8回目のケニアにして、初めて、やっとやっと、見ることが出来た、
ヌーの川渡り!
写真は、またあとで。
(興奮のあまり、上手に撮れなかった…笑、でも、ダイジョブ、まだ先がある!)
ここでは、コチラ岸に無事に辿り着いた、水のしたたるヌーを見て。

2時間ほどじっと待った甲斐があった、迫力の川渡り。
群れの大半が渡り終えたところで、大人一頭とこども一頭が渡り切れずに、川に残ったまま。
まだ意識があるのに体が動かせずにいる様子は、見ていて切ないけれど、
これもまた厳しい自然界のありのままの姿。
渡り終えたヌーたちが迎えに来たけれど、もちろん助けることも出来ず、
ふたたび進む方向へと戻っていった。
落ち着いたところで、気が付けばお昼ごはんも食べずに粘っていたので、
今夜からのホテルへと、いったんチェックインして、
14:30のランチタイムギリギリに滑り込みセーフ。
丘の上に建つ「マラセレナロッジ」は、こぢんまりしたお部屋からの眺望がすばらしくて、
ちょうどキリンがお散歩中。

キリン見ながら少し休憩をして、夕方ふたたびゲームドライブへ。
この時間は、ヌーはもう渡らない、と読んで、
お馴染みの動物たちの待つサバンナへ。
セグロジャッカル、妊娠中のハイエナ、ブッシュバックの親子連れなどに会いながら、

ひととおり、のんびりとドライブをして、
夕焼けで真っ赤になる空の下、マラトライアングルでの一日を終える。

明日は、ランチボックスを持って、終日ヌーを追いかけよう。
ヌーの群れはたくさんあって、きっと明日も大きな群れが川を渡る。
つづく。
まだ暗いうちからサファリに出て、段々と空が明るくなってゆく。
大好きなサバンナの夜明け。

昨夜のヌーの群れを探しに出るが、夜のうちに場所を移動したらしく、
期待していた川の近くには見つからない。
どうやらまだ川を渡る覚悟が出来ていないようだ。
ヌーにはヌーの都合ってもんがあるのだろう…これもまた、自然の法則。
いったんホテルに戻って朝食を取り、1泊だけ過ごしたAshnilをチェックアウト。
川のまわりを重点的にチェックしながら、今夜からの滞在地へ向けて移動。
サバンナは、もちろんヌーだけの土地ではないから、
キリンやゾウやインパラやガゼルやバッファローやシマウマやイランドやら、
他にもたくさんの動物たちの住むエリアにお邪魔しながら、

(シマウマの仔は、毛並みがフワフワで茶色い)
途中、ケニアとタンザニアの国境に寄り道し、

ヌーより一足早く、人造の橋を使って、マラリバーを渡る。

よく見て。
左岸の真ん中ほどに、誰かいるよ。

拡大すると…(笑)。
ケニアで最も動物数が豊富と言われる「マサイマラ」の中でも、
「マラトライアングル」と呼ばれる凝縮された地域へ。
これで、朝までいた方とは反対岸に来たことになり、
ヌーが川を渡ればこちら側で「迎える」ことになる。
向こうの川岸には、たくさんのヌー(と、そして、たくさんの見学の車)。

ここで、ワタシたちも、じっと待つ。
ヌーがその気になるまで、じっと待つ。
そして、とうとう…
8回目のケニアにして、初めて、やっとやっと、見ることが出来た、
ヌーの川渡り!
写真は、またあとで。
(興奮のあまり、上手に撮れなかった…笑、でも、ダイジョブ、まだ先がある!)
ここでは、コチラ岸に無事に辿り着いた、水のしたたるヌーを見て。

2時間ほどじっと待った甲斐があった、迫力の川渡り。
群れの大半が渡り終えたところで、大人一頭とこども一頭が渡り切れずに、川に残ったまま。
まだ意識があるのに体が動かせずにいる様子は、見ていて切ないけれど、
これもまた厳しい自然界のありのままの姿。
渡り終えたヌーたちが迎えに来たけれど、もちろん助けることも出来ず、
ふたたび進む方向へと戻っていった。
落ち着いたところで、気が付けばお昼ごはんも食べずに粘っていたので、
今夜からのホテルへと、いったんチェックインして、
14:30のランチタイムギリギリに滑り込みセーフ。
丘の上に建つ「マラセレナロッジ」は、こぢんまりしたお部屋からの眺望がすばらしくて、
ちょうどキリンがお散歩中。

キリン見ながら少し休憩をして、夕方ふたたびゲームドライブへ。
この時間は、ヌーはもう渡らない、と読んで、
お馴染みの動物たちの待つサバンナへ。
セグロジャッカル、妊娠中のハイエナ、ブッシュバックの親子連れなどに会いながら、

ひととおり、のんびりとドライブをして、
夕焼けで真っ赤になる空の下、マラトライアングルでの一日を終える。

明日は、ランチボックスを持って、終日ヌーを追いかけよう。
ヌーの群れはたくさんあって、きっと明日も大きな群れが川を渡る。
つづく。
2018/09/03.Mon
良寛さまコンサートもうすぐです
以前のブログでお知らせしておりました、良寛さまゆかりのコンサート、
いよいよ今月となりました。

9月22日(土)、「はちすば通り 良寛てまり座」にて、
午後4時30分からの「良寛さま朗読ライブ」に、ピアノ演奏で出演します。
大ベテランのフリーアナウンサー樋口幸子さん、
「ジャングルスマイル」ボーカル兼ソロシンガーとしてもご活躍の高木いくのさん、
このお二方との共演で、良寛さまと貞心尼さまの心の交流を、
良寛さまゆかりの地で情感たっぷりにお届けいたします。
朗読ライブの他にも、イベント盛りだくさんの一日です。
どうぞ秋の週末を楽しみにいらしてくださいね。
お待ちしております!!!
いよいよ今月となりました。

9月22日(土)、「はちすば通り 良寛てまり座」にて、
午後4時30分からの「良寛さま朗読ライブ」に、ピアノ演奏で出演します。
大ベテランのフリーアナウンサー樋口幸子さん、
「ジャングルスマイル」ボーカル兼ソロシンガーとしてもご活躍の高木いくのさん、
このお二方との共演で、良寛さまと貞心尼さまの心の交流を、
良寛さまゆかりの地で情感たっぷりにお届けいたします。
朗読ライブの他にも、イベント盛りだくさんの一日です。
どうぞ秋の週末を楽しみにいらしてくださいね。
お待ちしております!!!
2018/09/01.Sat
っぽいライブです
クラリネット伊奈るり子先生。
この世界の重鎮でありながら、
フレンドリーでユニークなお人柄の持ち主で、
わてらシモジモや若手をこよなく愛し、愛され、
コンサート会場では登場するだけでお客さまから大歓声を呼び起こす、
新潟随一のクラリネット奏者さんです。
そんな伊奈先生と、待望のデュオライブです!!!
その名も、「ッPoi(っぽい)」。

伊奈先生ネーミングのこのタイトル、
二人で真剣にオチャラケながら、それっぽい曲をお届けするライブです。
それっぽい、って、何っぽいかって?
本人たちにもまだよく分かっておりません。
当日、会場でご確認ください(笑)。
会場は、カミフルの名店、ドクター可児さんです。
マスター&ママさんが、いつも楽しく迎えてくれる、
アットホームな美味しいお店です。
ぜひ、腕を振るったお料理と、多種の飲み物で、
お腹も満たしながら、それっぽいお時間をお過ごしくださいね。
お席に限りがありますので、ご予約優先でのご準備とさせて頂きます。
ご予約は、出演者、またはドクター可児さんまで、どうぞ!
お問合せも、お気軽にお待ちしておりますね。
9月の後半は、ライブも目白押し。
どんどんどんどん行きますから、みなさん、ついて来てくださいね!
というワタシが、万一息切れしていたら
、
チョコラBBハイパーの差し入れ、いつでも大歓迎です(笑)。
この世界の重鎮でありながら、
フレンドリーでユニークなお人柄の持ち主で、
わてらシモジモや若手をこよなく愛し、愛され、
コンサート会場では登場するだけでお客さまから大歓声を呼び起こす、
新潟随一のクラリネット奏者さんです。
そんな伊奈先生と、待望のデュオライブです!!!
その名も、「ッPoi(っぽい)」。

伊奈先生ネーミングのこのタイトル、
二人で真剣にオチャラケながら、それっぽい曲をお届けするライブです。
それっぽい、って、何っぽいかって?
本人たちにもまだよく分かっておりません。
当日、会場でご確認ください(笑)。
会場は、カミフルの名店、ドクター可児さんです。
マスター&ママさんが、いつも楽しく迎えてくれる、
アットホームな美味しいお店です。
ぜひ、腕を振るったお料理と、多種の飲み物で、
お腹も満たしながら、それっぽいお時間をお過ごしくださいね。
お席に限りがありますので、ご予約優先でのご準備とさせて頂きます。
ご予約は、出演者、またはドクター可児さんまで、どうぞ!
お問合せも、お気軽にお待ちしておりますね。
9月の後半は、ライブも目白押し。
どんどんどんどん行きますから、みなさん、ついて来てくださいね!
というワタシが、万一息切れしていたら

チョコラBBハイパーの差し入れ、いつでも大歓迎です(笑)。
2018/09/01.Sat
2018アフリカポレポレ日記その2
Kenya到着2日目の朝。
日本で夜型生活のワタシは、6時間遅れのKenyaで朝型生活になると、
ちょうどいいサイクルで、まったく時差ボケはナシ。
ナイロビのホテルを7:30に出発。
今回の旅をアシストしてくれるドライバーのスティーブと一緒に、
タンザニアとの国境近い、第一の目的地、国立保護区マサイマラを目指す。
途中、地球の割れ目と言われる「グレートリフトバレー」で休憩。

柵の下をヒョッと覗いたら、かわいいハイラックス。

しばらく眺めて、ふたたびドライブ。
舗装されている道も、途中からはボコボコの土道。
前を走る車の砂ぼこりで、目の前真っ白になったり、

マサイマラが近づくにつれて、のんびり放牧する後ろで徐行したり、

いつもながらの大好きなアフリカ風景、一瞬たりとも見逃すまい!
と、一切居眠りもせず、窓の外にくぎ付け。
お昼過ぎに、マサイマラのゲートに到着。
ゲート前で、いつものマサイのお婆たちの「熱烈物売り攻撃」に遭い、
うまく交わしながらゲートを通過すると…
途端に、野生の王国!

キリンの登場がすごく多かった今回の旅。
遠くから見ても、その背の高さが広大なサバンナで印象的な風景を作っている。
さて。
今日の宿は。
実は、5泊する予定で日本で予約していたホテルが、ダブルブッキングで、
最初の1泊が、他のホテルに変更となり、
思いがけず、テントタイプの部屋に泊まれることになりました。
Ashnilというホテルで、マラリバーの目の前のお部屋。
部屋のテラスからは、目の前の川にカバが見え、
なんだか呑気な雰囲気。

(実際には、カバは非常にキケンな動物なので、
夜中にテントのすぐ脇を通って行ったときは、
その咆哮に目が覚めましたが、さすがに外には出てはいけません。)
部屋でちょっと休憩したあと、夕方のゲームドライブへ。
大自然の中を車で走って見て回る、いわゆる「サファリ」することを、
「ゲームドライブ」と言います。
今回の一番の目的は、「ヌーの川渡り」。
この時期に、タンザニアからケニアに向けて、マラリバーを命がけで渡る姿を、
ぜひ「ナマ」で見たい!という願いをドライバーのスティーブに伝えていたため、
ヌーの群れを追いかけに、マラリバー沿いをドライブ。

おびただしい数のヌーが、今にも渡りそうに川のそばに集まってきている。
が、この日は、結局、渡らなかった。
明日の朝、渡るかもしれない、というスティーブの読みに期待して、
美しい夕暮れの中、ホテルに戻る。

夕ご飯を食べたあとは、
電気とお湯の使える時間に制限があるので、早々に就寝。
ベッドの中には、湯たんぽがセットされていて、
寒いマサイマラの夜を快適に過ごさせてくれるホスピタリティに感謝。
夜中、カバの咆哮に目が覚めたのは、前述のとおり。
そのあとは、カバの鳴き声を子守唄に、ここちよい眠りで朝までぐっすり。
つづく。
日本で夜型生活のワタシは、6時間遅れのKenyaで朝型生活になると、
ちょうどいいサイクルで、まったく時差ボケはナシ。
ナイロビのホテルを7:30に出発。
今回の旅をアシストしてくれるドライバーのスティーブと一緒に、
タンザニアとの国境近い、第一の目的地、国立保護区マサイマラを目指す。
途中、地球の割れ目と言われる「グレートリフトバレー」で休憩。

柵の下をヒョッと覗いたら、かわいいハイラックス。

しばらく眺めて、ふたたびドライブ。
舗装されている道も、途中からはボコボコの土道。
前を走る車の砂ぼこりで、目の前真っ白になったり、

マサイマラが近づくにつれて、のんびり放牧する後ろで徐行したり、

いつもながらの大好きなアフリカ風景、一瞬たりとも見逃すまい!
と、一切居眠りもせず、窓の外にくぎ付け。
お昼過ぎに、マサイマラのゲートに到着。
ゲート前で、いつものマサイのお婆たちの「熱烈物売り攻撃」に遭い、
うまく交わしながらゲートを通過すると…
途端に、野生の王国!

キリンの登場がすごく多かった今回の旅。
遠くから見ても、その背の高さが広大なサバンナで印象的な風景を作っている。
さて。
今日の宿は。
実は、5泊する予定で日本で予約していたホテルが、ダブルブッキングで、
最初の1泊が、他のホテルに変更となり、
思いがけず、テントタイプの部屋に泊まれることになりました。
Ashnilというホテルで、マラリバーの目の前のお部屋。
部屋のテラスからは、目の前の川にカバが見え、
なんだか呑気な雰囲気。

(実際には、カバは非常にキケンな動物なので、
夜中にテントのすぐ脇を通って行ったときは、
その咆哮に目が覚めましたが、さすがに外には出てはいけません。)
部屋でちょっと休憩したあと、夕方のゲームドライブへ。
大自然の中を車で走って見て回る、いわゆる「サファリ」することを、
「ゲームドライブ」と言います。
今回の一番の目的は、「ヌーの川渡り」。
この時期に、タンザニアからケニアに向けて、マラリバーを命がけで渡る姿を、
ぜひ「ナマ」で見たい!という願いをドライバーのスティーブに伝えていたため、
ヌーの群れを追いかけに、マラリバー沿いをドライブ。

おびただしい数のヌーが、今にも渡りそうに川のそばに集まってきている。
が、この日は、結局、渡らなかった。
明日の朝、渡るかもしれない、というスティーブの読みに期待して、
美しい夕暮れの中、ホテルに戻る。

夕ご飯を食べたあとは、
電気とお湯の使える時間に制限があるので、早々に就寝。
ベッドの中には、湯たんぽがセットされていて、
寒いマサイマラの夜を快適に過ごさせてくれるホスピタリティに感謝。
夜中、カバの咆哮に目が覚めたのは、前述のとおり。
そのあとは、カバの鳴き声を子守唄に、ここちよい眠りで朝までぐっすり。
つづく。
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